ツーブロックが主流になっているので刈り上げに抵抗がある人は少なくなったと思います。
特にツーブロックにした事がある人は分かると思うのですが、刈り上げはすぐに伸びてしまいます。
そのつど髪を切りに行ければ良いべですが、なかなか忙しいと思います。
そこで今回は自分でカットする、セルフカットについて書こうと思います。
今回は
”セルフカットでやるツーブロックを入れる時に注意するところ”
を書きたいと思います。
1.いちばん簡単なセルフカット
1-1.ツーブロックの横の刈り上げ
メンズのセルフカットでいちばん手軽にできるのが
“伸びてしまったツーブロックの刈り上げ部分のセルフカット”
です。
ここは刈り上げてあるので、以前カットした場所をなぞればほぼ同じ仕上がりになります。
初めてやるときはちょっと怖いと思いますが、慣れてきて自分でできるようになると美容室に行く頻度を少し伸ばす事ができます。
また、ちょっと急ぎで身だしなみを整えたい時も、ツーブロックの人は自分で応急処置をする事ができます。
1-2.メンズはスタイルが崩れるのが早い
男性が少しだけしかカットの頻度が伸ばせないのには理由があります。
男性の場合は、特にツーブロックの人は横は自分で刈り上げられますが、後ろも伸びてくるので全体のバランスを見ると2か月以内には美容室に行かないといけないでしょう。
1-3.短いスタイルは崩れやすい
男性に限らず女性でもショートの人はスタイルの持ちがあまり良くはないです。
2か月くらいでカットしないとスタイリングが難しくなってきます。
男性は女性のショートよりも短いので、確実に切らないとスタイリングができなくなるか、まとまらなくなります。
横を刈り上げて前髪をあげる様なスタイルのベリーショートの人は特に持ちが良くありません。
持ちが良くない理由は刈り上げがすぐに伸びてしまうからです。
自分がベリーショートにしたときは2週間くらいで
”だいぶ伸びたから切りたいな”
と感じました。
しかし、さすがに2週間は早いと思ってもう少しカットするのを伸ばした記憶があります。
2.ツーブロックの刈り上げの長さ
2-1.刈り上げに適した長さ
ずっとツーブロックにしている人は自分の刈り上げの長さを知っている人もいると思います。
刈り上げの時に使う長さはバリカンで6ミリ〜9ミリくらいが一番多いと思います。
髪質や髪の生え方で短く見えてしまう人もいるので、セルフカットの時は9ミリから使うのがいいでしょう。
長ければ短くして刈り上げれば問題ないので、9ミリが安全な長さです。
2-2.刈り上げを入れる場所
ツーブロックで横だけに刈り上げを入れるなら、生え際はコメカミ辺りまで刈り上げて、耳後ろで刈り上げが終わる様にしていきます。
耳後ろまで刈り上げるのは耳上か全部刈り上げになる様にするためです。
前から見た時にもっとサッパリと見せたいときは耳後ろ2〜3センチくらいまで刈り上げにするといいです。
この様に刈り上げるとさっぱりしますが、横の髪が浮いて見え易いです。
ツーブロックでもこうなるのが嫌いな人はあまり耳後ろまで刈り上げず、耳後ろで刈り上げが終わる様にした方がいいです。
3.後ろまで刈り上げにする
3-1.後頭部はどこまで刈り上げる?
後頭部辺りも刈り上げにしたい人はどこまで刈り上げるかを頭に入れておくと良いと思います。
横は上に書いたツーブロックの様にしておきます。
あとから後ろと横の刈り上げがつながる様にします。
後ろの刈り上げる場所は、頭の真後ろの長さは頭の骨の出っ張りがあるところまで刈り上げるようにして下さい。
そこから耳後ろに繋がっていきます。
後頭部から耳後ろに行くに連れて刈り上げになる範囲は狭くなります。
これは髪の生え際の関係で、前から後ろへつながる様に刈り上げを入れると、耳周りの刈り上げの幅は狭くなります。
ヘアスタイル的にも耳上は刈り上げが少ない方が扱い易いので、上まで刈り上げ過ぎない様にしましょう。
3-2.後ろの刈り上げの長さ
ツーブロックの場合の刈り上げは後ろに行くに連れて長くするとバランスが良くなります。
後ろは初めバリカンで一番長い長さで刈り上げていきます。
バリカンの種類にもよりますが、15ミリとか20ミリくらいからやっていきます。
そこから生え際2〜3センチくらいをもう少し短い12ミリで刈り上げて整えて、最後にもう少し短い9ミリくらいで生え際だけを短くしていきます。
3-3.バリカンの入れ方
バリカンの入れ方にもコツがあります。
バリカンをそのまま押していくとずっと同じ長さで刈り上がってしまいます。
それは避けたいので、刈り上げの終わりをはじめに決めておいて、終わりに近づくにつれて地肌から少しずつ離して刈り上げます。
そうすると上の髪と繋がりやすくなります。
3-4.後ろは繋がる様に刈り上げる
”刈り上げ過ぎない様にしたいので長めのバリカンを使う”
という理由もありますが、
”後ろの刈り上げはなるべくブロックにならない様にしたい”
ので長めのバリカンを使います。
ブロックをつけたくない理由は、髪が浮いてしまうからです。
これは、ツーブロックにしている人なら自分の横の髪でお分かりだと思います。
ブロックをつけて上から被せる場合もあります。
しかし、これはある程度の長さがないと難しいのと、髪を長くすると言うことはいくら軽くしても重たく感じるのでこの辺りの調節はセルフカットでは難しいと思います。
以上の様なことに注意してセルフカットをして下さい。
参考になれば嬉しいです。