男性はカットの頻度が女性よりも早いのであまり気にしなくてもいいと自分でも説明していました。
理由は、もし髪が痛んでしまってもカットの頻度が早いのですぐに傷んだところを切ってしまうからです。
だいたいの人はこの様な理由からダメージはあまり気にしなくてもいいと思います。
しかし、毎日アイロンを使って髪をセットしている人、その中でも縮毛矯正をかけている人はちょっと注意が必要かな、と思う事がありました。
1.アイロンの温度
1-1.アイロンの温度設定は180℃以下に
理由は、180℃を超える温度で毎日アイロンをしていると毛先がチリチリになってしまうからです。
毎日アイロンでセットしている人で温度設定を200℃以上にしてセットしている人の髪を見せてもらう事がありました。
この人は髪が柔らかいので痛みは出やすいのですが、男性の短い髪でもここまで傷んでしまうというのは正直衝撃を受けました。
1-2.縮毛矯正で使うアイロンの温度
縮毛矯正では180℃以上の温度でアイロンをしないと縮毛矯正はかからないです。
180℃以上なので200℃でも縮毛矯正はかける事ができます。
しかし、髪へのダメージを減らす意味もあって多くの美容室ではアイロンの温度は180℃にしているところが多いです。
最後の仕上げで髪をセットする時に使うアイロンの温度も180℃以上にする事はあまりないです。
美容室で使うアイロンは最高温度が180℃になっている物を使う事が多いです。この温度でも十分に高温なのでこれ以上温度を上げる必要はあまりないと感じます。
1-3.180℃以上のアイロンのいいところ
高温のアイロンはセットの時に例えば髪の長くて髪が多い人が一回で癖を真っ直ぐにしたり、カールをつけたりすることが出来ます。
高温なので熱がしっかりと髪に伝わるからです。
その反面、繰り返して高温でやっていると髪のダメージに繋がってきます。
アイロンの温度が180℃でも繰り返し使うとかなりのダメージになるので、それを超える温度でやるとさらにダメージは酷くなります。
1-4.アイロン温度はできるだけ下げる
セット出来ない温度では意味がないですが、140℃とかそれくらいの温度でも十分にセットはできます。
一回だけでなく何回がアイロンを通すとしっかりと癖毛も伸ばす事ができます。
アイロンの熱がしっかりと伝われば温度が高くなくても大丈夫です。
2.アイロンで違う髪へのダメージ
2-1.いろいろな種類のアイロン
今は価格の安いアイロンから高いアイロンまでいろいろなアイロンがあります。
知っている限りですが、安いアイロンは2〜3千円くらいからあって、高いモノだと5万円くらいするアイロンもあります。
高温になるアイロンが良いものだと思う人もいるようですが、良いアイロンほど高温にはならない様になっています。
理由は単純に、髪が傷んでしまうからだと思います。
2-2.価格の高いアイロンは髪が傷みずらい
自分が仕事で使っての感想なのでほぼ間違いないと思います。
高いアイロンには髪が傷まなくなる様な細かい機能がたくさん付いています。
温度が上がり過ぎない様に工夫されていたり、アイロンのプレートの材質が違ったりと傷まない様に工夫されています。
一見”そんなの意味あるのかな?”
と思う様な機能も実はモノ凄く大切な機能だったりします。
3.オススメのアイロン
3-1.美容師が使うアイロン
美容室で縮毛矯正をしたり、仕上げて使われているアイロンは業務用です。
市販のアイロンとの違いは毎日何回も使うので壊れづらい設計になっているのと、コードの長さが市販の物と比べて長くなっています。
3-2.業務用のアイロンは痛みづらい
180℃の熱を加えているのでダメージになる事には変わりないですが毎日繰り返しアイロンしていると半年後、一年後のダメージには大きな違いが出でくると感じました。
3-3.何が違うのか
アイロンのプレートを例に出すと、最近の業務用アイロンには細かな模様があったり溝が作ってあったりして髪へのダメージが少なくなる様に設計してあります。
アイロンで髪を挟んだ時に丁度いい強さで髪を挟めるようにプレートがかみ合わない様になっていたりと、他にも色々な工夫があります。
4.自分で使っていたアイロン
自分が使っていた事のあるアイロンはこのアイロンです。
Nobby ヘアーアイロン ADST Premium DS2
どちらもプレート部分が薄い設計になっているので、短い髪も挟みやすいです。
実際にいつもアイロンを家で使っている人に試してもらいましたが、家で使っているアイロンよりも使いやすいという感想でした。
使いやすいということは、、思い通りにアイロンが使える様になるので、時間の短縮にもなります。
以上です。
参考にして頂けたら嬉しいです。