ヘアカット

上手にカットするためにはシャンプーが大事?

こんにちは!モリタです!

今日もなんとなく気になっているささやかな疑問を考えてみたいと思います

カットする時に髪を濡らしたりシャンプーしてから切る場合と、乾いた状態そのままで切る場合があると思います

担当する人で違ったり、同じ人に担当してもらっていても毎回違ったりしているのではないでしょうか

なんで濡らしたりシャンプーしたりしてから切るのか?そもそも濡らす必要はあるのか?

今回考えていくのはこちら

  1. なぜ濡らして切るのか
  2. 国によって違うカットの仕方
  3. はじめに習うカットの基本工程とは
  4. 乾いたまま髪を切るのは手抜き?
  5. 乾いたまま切るメリットデメリット

まずはこのあたりから考えていきます


1.なぜ濡らして切るのか

髪を濡らすと髪の毛が水分をふくむので柔らかくなります

髪が柔らかいと切りやすいのと同時に髪が傷みづらくなります

カットしたときに髪を切った断面図をみたのですか、濡らした髪を切った断面図はスパッと綺麗な切り口になっていて、髪も丸いまま切れていました

綺麗に切り口が切れているとそこから枝毛になったり傷んだらはしづらくなります

反対に乾いた髪を切った断面図は切り口は綺麗ですが、髪の毛が少し楕円形に歪んで切れていました

自分も切った断面図を初めてみた時は衝撃的でした

自分の切った髪がこんな感じになっていたとは…

2.はじめに習うカットの基本工程

カットには大まかな工程があります

工程を守らないといけなわけではないのですが、この工程が基本的というか、一番効率的に進めることが出来る手順だと思います

シャンプーor髪を濡らす

⬇︎

カットをする

⬇︎

髪を乾かす&ブローセット

⬇︎

毛量調節&質感調整

⬇︎

スタイリング剤

こんな感じです

その時々で担当者が『こうした方がいい』とか、お客様から濡らさないで切って欲しいなどの要望がある時はこの手順ではないですが、大まかな流れはこんな感じで進みます

3.国によって違うカットの仕方

日本ではカットを習う時に『髪を濡らしてから切りなさい』と言われます

はじめに書いた通り、髪が傷んでしまうからと習いますが、アメリカでは髪を乾いたままカットする『ドライカット』が主流だと聞いた事があります

自分もアメリカに行って確かめたわけではないので確実だとは言えないのですが、インスタなどに投稿されている海外のカットの様子を見ると確かに乾いたままさらには半分くらいまでハサミを使わないで切っていたりします

確かにカットしてからシャンプーならば髪をキレイに落とせるので清潔感はありますよね

乾いたまま切るのにはいろいろな理由があるようです

4.乾いたまま髪を切るのは手抜き?

日本では最初の方に書いた通りカットを習う時に濡らしてから切りましょう、と教わるのでそちらがメインになっています

自分でも乾いたまま髪を切ることはあります

例えば、少し揃えるくらいしか切らない時とか、男性のお客様とかは乾いたままカットする事がほとんどです

男性のお客様の場合は乾いたまま切ってしまっても髪が傷む前にまたカットに来る方がほとんどなのでそこまでカットのダメージを気にしないでカットしています

5.乾いたまま髪を切るメリット、デメリット

一番のメリットは髪の癖がどんな風になっているのか、その方が普段どんな風に髪をセットしているかが分かるところです

これはカットを習いたての時は正直サッパリわかりませんでした

癖毛の方を担当したあとはいつも『もっとこうすればよかったなぁ…』といつも考える事ばかりでしたが、しばらくカットしていると『こうすれば良いのかなぁ』とか『この方はこんな感じでいつもセットしているのかぁ』などいろいろ分かるようになりました

いつものセットをどうしているのか分かると、その方にあったカットが提案できたり、悩みを一緒に考えたりできます

このように、濡れた髪では分からない事を知ることができます

デメリットはやはり髪が濡れている時と比べて硬いので切りづらいです

ハサミにかかる負担も結構大きくて、ハサミの切れ味が悪くなるのも早くなります

これはメリットにも出てきたのですが、癖が分かりづらいという事もデメリットに挙げられるます

カットの前にしっかりとお話をできれば乾いた髪でも癖は見えてくるのですが、お客様も気づいてない癖があったり、前に書いたように経験が浅くてわからなかったりする事もあるのでデメリットの方にも入るかなぁと思いました

自分が全て知っているわけではないので自分の知る限りですが、何か皆様のお役に立てればと思います


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